Concept

当工場ではISO14001を取得しています。

産業廃棄物焼却事業 概要

 当焼却施設は幅広い産業廃棄物の処理を行えるストーカ式焼却炉を設置しております。24時間焼却を行うことで安定的な燃焼を実現し、昇温・降温に係る燃料も削減できる施設となります。当社では特に、処分が難しいと言われる医療系廃棄物(感染性産業廃棄物)の処理に力を入れております。医療系廃棄物は搬入後、直接焼却炉に投入する装置を備えており、安全・清潔に処理ができます。


 産業廃棄物処理後の焼却灰は一般的には最終処分場で埋め立て処分を行っていますが、昨今最終処分場の不足が問題となっています。当社は、焼却灰をロータリーキルン式焼成炉により1000℃以上で焼成し、無害化して焼結(人工砂)できる焼成試験施設も兼ね備えました。排出された人工砂は建設資材等への再利用が期待されており、製品化へ向けた研究開発を進めております。この事業の大きなメリットは、焼却灰の最終処分場への廃棄を抑制することで処理コストが抑えられる点です。また、最終処分場の建設の削減、あるいは延命に寄与することで、自然環境の負荷を減らすことができる点です。このように当社は焼却施設・焼成試験施設を通じて、循環型社会に貢献してまいります。

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